八幡奈多宮八幡三神像[複製]はちまんなだぐうはちまんさんしんぞう

  • 文化財指定
    [原品]国指定重要文化財
  • 作られた時代
    [原品]平安時代
  • 寸法
    八幡神像/高53.5㎝
    比咩神像/高49.0㎝
    大帯姫像/55.2㎝
  • 場所・地域
    八幡奈多宮/杵築市奈多

八幡奈多宮(杵築市)に伝えられる神像。向かって左から八幡神(応神天皇)、比売神(ひめがみ)、神功皇后(じんぐうこうごう)の神像とされ、総じて「八幡三神像」とよばれます。いずれもカヤ材の一木造で、彩色をほどこしています。比売神のみ作風が異なり、ほかの2像より制作は後れると考えられます。こういった神像の成立は、明らかに仏像の影響によるものです。八幡神は僧形でもあり、神仏習合を強く意識させます。